◆簡単水彩風境界線の作り方◆
透明水彩独自の特性の一つに、色の境界が濃くなるというものがありますよね。
CGでもこの感じを出すと、少し味わい深くなる…かも?
フィルタに入ってる輪郭検出などでもよいのですが、線の太さも調整したい!
そんな境界線をフォトショップでとっても簡単に出す方法をご紹介します。
下準備として、影のレイヤーは分けておいたファイルをご用意くださいませ。
今回の使用ソフトはPhotophop CS4です。エレメンツでは??
1.
加工前です。やや味気ないような感じ?
ちなみに私の影のレイヤーは「肌用」「髪用」「全体用」「ディテール用」と4種類に分けています。
どういう理由でこう分けてるんでしょう・・・?
はっきり覚えてません(汗)
こんな風に境界線を作る時に都合が良かったような気がします。
2.
分けてとっておいた影のレイヤーの選択範囲を取ります。
メニューバーから「選択範囲」→「選択範囲を読み込む」を選択して、影レイヤーの透明部分を読み込みます。
バージョンによっては「ctrl(command)キー+レイヤーのサムネイル部分をクリック」でも選択出来たと思います。
簡単なマスク代わりにもなるので、とっても便利な機能です♪
3.
再びメニューバーから「選択範囲」→「選択範囲の変更」→「縮小」を選択します。
何ポイント縮小するかはお好みなのですが、私の場合は解像度350dpiのA4サイズで2ピクセル縮小します。
縮小出来たら、そのまま選択範囲を上下左右に数ピクセル移動させます。
ここもどちらにどれだけ動かすか、動かさないかはお好みで・・・。
光源の方向に線がくっきり出るように残すといいかも。
4.
影のレイヤーを複製します。
この複製したレイヤーの選択範囲部分を消去すると、境界線部分が出来上がります!
あとは乗算なり焼き込みなりで重ねて、くっきりはっきり。
くどく感じる部分は消しゴムか白いブラシなどで消してしまいます。
見比べてみると、ちょっと雰囲気違うかも?
お手軽な加工ですが、色々と工夫次第で変化がつけられるので、とても気に入っています♪
お気に召していただけましたら、ご利用くださいませ。
読んでいただきましてありがとうございました♪
説明不足な所がございましたら、お気軽におたずねいただけるとありがたいです。
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